立ち止まって水を飲む
銀色夏生さんの詩歌をすこしだけだけど ピックアップしてみた。
忘れることはできない でも 許すことはできる 過去の玉手箱をひっくり返す たまらず 逃避行する 記憶の中の現実 現実の中の記憶 多少の開き直りと 強引なプラス思考 同じ悩みにそろそろ飽きろ 違う登場人物を出すんだ 鳥は鳥としていきていい 虫は虫として生…
海をながめ あのころに 溺れる 夕日見て 口笛ふけば から元気 平然と死んでゆく虫たちよ やがてお前たちは生まれ変わる 犬は吠え 猫はねた 鳥は歌い 虫は泣いた さまよう わかるまい もくもくと ただよった我は セミが泣いた もう少し 生きていたいと 草に夢…
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