立ち止まって水を飲む

日記 エッセイ 雑記 その他をさらけ出したい。

今日は猫の日

木枯らし吹いて かさぶたが剝がれ落ちる 伸びない髪が滞る

無口になったあの鳥は 遠い目をして去ってゆく

心の空に雨がふる 止まない雨が突き刺さる

 

酒を吞みなさい あなた

目をつぶりなさい あなた

そのうち ここは なくなるでしょう

今日は酔いなさい あなた

今は隠れなさい あなた

そのうち ここは どっかに行っているでしょう

 

一歩踏み出せない

一歩も踏み出せない

横這いで失礼します

 

たんたんと ゆうゆうと 見過ごせ

比べるな 聞くな 見るな

おまえは 今 ここにいるだけ

 

どんどん反省し

どんどん後悔をした

 

さみしさに耐えています

さみしさに耐えたいと思っています

何か甘いものが欲しくなってきました。

 

ではこの辺で・・・

じゃあまた・・・

あいだ みつお名言

書家であり詩人のあいだ みつお氏の名言をピックアップしてみた。自分に照らし合わせてみると共感したのが多々ある。

 

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ぐちをこぼしたっていいがな
弱音を吐いたっていいがな
人間だもの
たまには涙をみせたっていいがな
生きているんだもの

 

身から出た
さびとおもえば
こころしずまる
身から出た
さびとおもえど
腹がたつ
どっちもわたし

 

背筋をのばして
肩ひじ張らず
すんなりさらさら
ゆきましょう
水のように
それがなかなかできない
わたし

 

かんのんさまがみている
ほとけさまがみている
みんなみてみている
ちゃんとみている

 

ぐちをこぼしてゆくんだね
なみだをながしてゆくんだね
だれにも気がねはいらぬから
えんりょしなくていいんですよ
ぐちをこぼしてゆくがいい
なみだをながしてゆくがいい

 

なみだで
あらわれるたびに
まなこがふかくなり
うれいがふかくなる

 

相田光男(あいだ みつを)
 生年月日:1924年5月20日
 出身:栃木県足利市
 詩人・書家。
 人生の中での様々な気づきを与えてくれる詩を独特な書体で表現した作品で多くの方に支持されている。
死去:1991年12月17日

 

この辺で・・・・

じゃあまた・・・

たそがれ酒

空をこがして  沈む夕日

 

たそがれ  それを  見つめてる

 

夜空が  背中にしみわたる

 

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いいさ  今夜は飲みほせよ

 

ワインなんかはおよびじゃない

 

焼酎ロックで

 

燃えるグラスを飲みほせよ

 

月がかけてる

こんな夜は

手酌でひとり

子守唄

 

この辺で・・・・

じゃあまた・・・

おやじとさし呑みの詩

おやじとさしのみ懐かしい

 

正月くればすきやきと自慢のがめ煮作る

 

おやじの姿が目に浮かぶ

 

あの世に旅立ちはや6年

 

正月くれば二人酔い

 

自慢の武勇伝を話だし、自分は「うん、うん」聞く係

 

おやじは満足ふたり呑み

 

二人寂しきふたり酔い

 

あーふたり酔い

あーふたり酔い

 

それでおやじはご満足

それでおやじはご機嫌

 

今日はおやじの命日

今日はおやじとさし呑みを

 

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おまえ泣け   同じ夜空で   おれも泣く

 

じゃまた・・・・

自詩5

ありのままははずかしい

 

ありのままは気が引ける

 

生きずらさを感じているこんな自分ににが笑い

 

うまくいかないなーと芋焼酎をロックで

 

いいさ 今夜は呑み干せよ

 

燃えるグラスを呑み干せよ

 

おまえの言い分見届ける

 

空には三日月輝いて

 

孤高のおまえを照らしてる

 

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ブルース詩

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部屋の外  みんみんぜみが  泣いている

 

ぼくは  部屋で大の字だ

 

ただちに夏が  終わってく

 

ちくしょう!  今年も大の字だ

 

ちょっと待っておくんなまし

 

みんみんぜみを見届けて

 

もうすぐ  すずむし  歌い出す

 

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「夏の終わりのブルース」

 

このへんで・・・また・・・