自分は長い間、母親に対して怒りや不信感などを隠し持っている
もちろん、だれにも言っていない。むしろ、一生懸命に隠してきた。こんな闇を持ち続けることは精神衛生上よくない。怒りや、憎しみを抑圧してきた日々は中々しんどい思いをしてきた。
今、あの人は他県の施設で生活している。82歳で認知症。要介護2だ。
月に2回ほど、あめやせんべいを送っているので、お礼の電話がくるんだけど、話す習慣が子供のころからないので、話せない。怒りやイライラが先走り怒鳴ったりしてしまう。こんな自分がいやでたまらない。自己嫌悪。
元々、両親は5歳のころ離婚しており、父親方のばあちゃん、じいちゃんと暮らしていた。でも、離婚してもアパートを近くに借りていて、そこにも行き来していた。
幼きころからあの人とは顔を見合って会話したり、笑いあったり、褒められたりというコミニケーションをとってくれなかった。そんなもんで不信感、違和感、慣れない感じが育っていってしまったのかな。
よそよそしさも加わり、思春期は苦労した。いや、いまでもそのままだ。三つ子の魂100までなんだろうな・・・
親子問題の専門家が言っていた
三歳までに刷り込まれるものがある
個人差はあれど三歳くらいまでに受けたことが、しっかりと子供に刷り込まれていきます。 生まれてからではありません。 受精したその瞬間からです。 へその緒を通じて母親と子供の間で感情の伝達が行われているとも言われています。 嬉しい気持ちも刷り込まれ、憎しみも刷り込まれるのです。 三歳までに嘘偽りなく刷り込まれるのです。
なるほど、あの人にもなにかがあることは間違いない。今さら聞くこともできない。要するに、あの人も闇をもっているということ。その闇を受け継いでいる自分もまたいるということ。
過去のことをひきずるくせはここからきているんだろうか?
人生で今だに解決できていないことを・・・
いつかは2人ともこの星に別れをつげる。
そのときは全がなにもない。なんにもない。
そのときはすぐそこだ。もうまじかだ。
いろいろあって夕日がきれい
失礼・・・
じゃまた・・・