「はたらけど はたらけどなほ わがくらし らくにならざり ぢっとてをみる」
などと生活の苦しさを歌った石川啄木。
ところで、啄木が悩まされていたある疾患についてはご存じだろうか?当時の日記には、悲壮感、不眠、妄想などに悩まされている様子が伺え、2ヶ月後にはうつ症状が現れ自殺未遂をおこしてしまう。
ほとんどの人が啄木のことを、女ぐせが悪いだの借金を返さないだのクズだったというけれど、臨床心理学者の「福田 周」は学術論文で、不眠症で抑うつなどを患っていたと発表している。又、パーソナリティ障害の可能性も有るとのことなので、ひとえにクズ人間扱いするのは全てじゃないなと思った。
その人の裏側に隠れている悩みの本質というのがわかれば、理解することもできるのではないだろうか。そんなことを思った今日この頃であった。
友がみな 我より偉く見える日は 花を買ひ来て 妻としたたむ
以上。
みなさん、昔の八神純子さんが唄っているユーチューブを見てください。
圧巻です。
じゃあまた・・・・
この辺で・・・・