加藤 諦三先生は著書でこう言っている。
「生きることに疲れたあなたは、いま頑張ることで物事を解決しようとしてはいけない。休むことで解決しようとすることである。だから、もう何もできなくなって休んでいるあなたはそれでいい。間違ってはいない。」
「生きることに疲れた人は長い年月の生き方の結果として、疲れたのである。だから、長い年月かけて元気になることを考えることである。」
闇を咲かせていた40代。ノートに書き留めてあったものを見返してみた。言葉、詩、川柳などが恥ずかしげにそこにいた。このさい、それらを成仏していただこう。
孤独?けっこうだ。不安をガリガリたべてしまうから
孤独を受け入れてしまったから
我を認めてしまったから
今日もガリガリ食ってくよ。
うわさは75日まで。
今日1日のつかれた体と心を酒は洗いながしてくれる。
暗い所で考えるな、明るい所で歩いて考えろ。
猫を愛して前世の人を愛す。
自分のことはさしおいて、人を責める、あ~はずかし。
俺の心はぎっくり腰。
今日は死んだ、又、明日生まれ変われ。
人から褒められなくても、お前のよさは知っている。
踏まれても立ち上がる君にあこがれて。
酒をのんで酒にのまれる。
不安を飲み干せ!
あの木はいつも見ていてくれる。
とんぼが飛んで草ゆれた さかなを食べて海もえた。
海をながめて深くもぐった
底にたどりついたら貝になった。
犬といっしょにさんぽ道
おまえがいて おれがいる
猫といっしょにねむる夢
おまえがいて おれがいる。
生きていくのが 下手なのと にがさ重ねて ちどり足。
よみがえれ けがした所 直したら。
はっきりと 言おうと向かい あとずさり。
このままで 終わるなおまえ まだいける。
月見草 ただひたすらに 闇に咲く。
一部を抜粋してみた。だれのためにでもなく自分の苦悩を書きなぐっていた時期のもの。
おそまつさま。
以上。このへんで・・・・