立ち止まって水を飲む

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夢は自分だけのための試写室

睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の二種類がある。

夢を見るのは、このレム睡眠のとき。

 

今回は外林大作「監修」の夢判断という本からピックアップしてみたい。

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夢を見ているときの脳波を調べると、起きて考えているときの脳波よりも、本を読んでいるときの脳波に似ていることがわかっているらしい。

 

夢は1~2分に見るものではなく、継続的に何度も見ていることがわかっている。8時間眠った人なら、合計で2時間位は夢をみている。その中でも、目覚めたときに覚えている夢は、目覚める直前に見た夢だろうと考えられているらしい。

 

夢には接続詞がないそうだ。

そういえば、一生懸命走っているのにまったく疲れない、急に車に乗ったかと思うと崖から落ちる。海の中で車を走らせているとモノトーンのモスクワの町にワープしていたり、ふと気づくと小学校の校庭でみんなと野球をしている当時の自分を遠くからながめていたりなんかしている。まさに支離滅裂。

 

現在と過去と空想の世界を、縦横無尽に行き来できるのは、夢ならではだろう。

 

「悩みの多い人は夢をよく覚えている」

夢を多く見る人ほど、自分の内面をじっくり見つめる傾向があり、なおかつ自分の能力を発揮したいと思っている。しかし、なんらかの不安を抱えていて、自分の本音を抑えて生活しているといえるのではないか?と言っている。

 

「夢を見る動物、見ない動物」

犬や猫といった哺乳類や鳥類は、眠っているときに脳波の変化が見られることから、眠っているときに夢をみると仮定できる。と言っている。また、魚や虫、へび、かえるなどは、とくに脳波の変化が見られるわけではない。よって眠っているのか、ただ静かにしているだけなのか、いまだはっきりとは解明されていない。

大脳がある程度発達している哺乳類と鳥類までが夢を見るのではないかと仮定できる。と言っている。

 

夢は自分自身から自分へのメッセージ。

隠された自分が脚本を書き、監督し、主演する映画、そして観客はたった一人、自分だけの映画ともいえる。

 

この辺で・・・じゃあ・・・